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自分でサイトを作りたいと考えている方にとって、WordPressは無料でおすすめのツールです。
専門知識がなくても、サイト作成が初めての方でも簡単にサイトを立ち上げることができます。
ただ、多くの方が「専門知識がないし、サイト作成が初めてで、どこから手をつけていいかわからない」と不安に感じることもあるでしょう。
そこで、この記事ではWordPressを使ってサイトを作る最初のステップを、わかりやすく一つずつ解説していきます。
![まず一歩ふみだす。](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/05/xserver01_33.png)
ぜひ、このガイドに沿って、一緒にサイト作成を始めてみましょう。
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WordPressに必要なもの
WordPressでサイトを作成するために、用意するものは次の2つです。
- Webサーバー(費用:約1,500円/月)
- 独自ドメイン(費用:約2,000円/年)
安全に安定してサイトを運営するには、年間で約20,000円くらいの費用が必要になります。
ネット上のサイトの置き場所。ここにサイトのデータを置くことで、ネット上でサイトが公開できます。個人でWebサーバーを用意することは技術的にも費用的にもハードルが高いので、「レンタルサーバー」を利用することがほとんどです。
![インターネット](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/xserver01_30.png)
ブラウザーのアドレスバーに表示されるインターネット上の住所のようなもの。例えばGoogleのドメインは「google.com」、このサイトのドメインは「wh-kochi.com」。ドメインを取得しなくてもサイトを作れますが、自分だけしか使えない独自ドメインはインターネット上で他のサイトと識別するために使用され、世界に1つしかありません。
![独自ドメイン](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/xserver01_32-1.png)
パソコン側に特別なソフトはいりません。Chromeなどのブラウザを利用します。
WordPressのソフトはサーバーにインストールします。ほとんどのレンタルサーバーに、WordPressが簡単にインストールできる仕組みが用意されています。
このように
・特別なソフトは不要
・専門知識がなくても
WordPressは手軽に始められます。
早速、WordPressでのサイトの作成をはじめてみましょう。
WordPressを始めるまでの流れ
![](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/01/kochi-12.png)
そもそも、サイトってどうやってネット上で公開するの?
あなたのサイトが、ネット上に「①何という名前」で「②どこ」にあるのかわからないと、見つけられませんよね。
サイトがネット上に公開される仕組みは、簡単にすると下記のイメージです。
![mysite.comがネット上に公開される仕組みのイメージ](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/xs012-2.png)
つまり、サーバーの1部屋を借りて、そこにドメインを設定してサイトを置きます。
WordPressでサイトを作る場合にあてはめると、下記の流れになります。
![WordPress導入の手順](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/wp-step-all-3.png)
- サーバーを借りる
- ドメイン(独自ドメイン)を取得する
- サーバーにドメインを設定する
- サーバーにWordPressをインストールする
これで、WordPressを使ってサイトを作成する準備ができます。
1つずつ具体的な手順を解説します。
1.サーバーを借りる
![サーバーを借りる](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/wp-step-01.png)
サイトを公開するためには、ネット上の「サーバー(Webサーバー)」にサイト用のデータを置く必要があります。
サーバーは「レンタルサーバー会社」で借りましょう。
激安料金のレンタルサーバー会社もありますが、レンタルサーバーで大事なことは安定してサーバーが稼働することです。
「サーバー会社だからそんなこと当たり前では?」と思われるかもしれませんが、残念ながらそんなこともないのです。ずさんな管理・サポート体制のサーバー会社を経験してしまったこともあります。
レンタルサーバー会社を11社以上利用したことがある私の結論と、サーバー会社の選び方については次の記事を参照ください。
![レンタルサーバー](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2023/11/server00-160x160.png)
私のおすすめは断然「エックスサーバー」です。利用者も多く、口コミや評判も良いです。
エックスサーバーの申込み方法をご紹介します。
エックスサーバーを契約
「10日間無料お試し 新規お申込み」ボタンをクリックします。
![申し込みフォームへ](https://magic-tools.net/84jjszlam/wp-content/uploads/2022/07/xserver-signup02-1.png)
サーバーIDは、エックスサーバーの管理画面にログインする時に利用します。表示されているサーバーIDそのままでもよいし、自分でわかりやすいIDに変更してもどちらでもかまいません。
プランは「スタンダード」で十分でしょう。(契約後にプランは変更することもできます)
![プラン選択画面](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/xserver01_02.png)
※定期的に開催されるキャンペーンにより、プランの料金が上画面と異なる場合があります。
「Xserverアカウントの登録へ進む」をクリックします。
![アカウントの登録へ進む](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/xserver01_03-1.png)
エックスサーバーに登録するあなたの情報を1つずつ入力していきます。
![会員情報入力画面](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/xserver01_04.png)
![](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/xserver01_05.png)
ここで入力する情報は、あたなが会員本人である証明です。万が一、エックスサーバーの管理画面にログインできなくなった場合など、エックスサーバーは「運転免許証」「マイナンバーカード」などであなたがサーバーの所有者本人であることを確認します。本人確認証の情報とまったく同じに入力しておきましょう。
一番最後の項目、「サービス利用規約」「個人情報の取り扱いについて」を一読し、【「サービス利用規約」「個人情報の取り扱いについて」に同意する】にチェックを入れます。
「次へ進む」ボタンがクリックできるようになりますので、クリックします。
![利用規約と個人情報の取り扱いについての画面](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/xserver01_06.png)
今、入力したメールアドレス宛に、件名「【Xserverアカウント】ご登録メールアドレス確認のご案内」でメールが届きます。
本文中に【認証コード】として6桁の数字が記載されています。その数字を「確認コード」欄に入力し、「次へ進む」をクリックします。
![確認コード入力画面](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/xserver01_07.png)
入力内容画面を下までスクロールして確認し、OKならば「この内容で申込みをする」をクリックします。
![入力内容の確認画面](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/xserver01_08.png)
これで、申し込みは完了です。 「閉じる」をクリックします。
![申込み完了画面](https://magic-tools.net/84jjszlam/wp-content/uploads/2022/07/xserver-signup09-1.png)
![アカウント管理画面に戻る](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/xserver01_09.png)
エックスサーバーの管理画面を終えるときは必ず「ログアウト」をしましょう。画面右上の登録者名をクリックしてプルダウンメニューの一番下の「ログアウト」をクリックします。
![アカウント管理画面からログアウト](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/xserver01_10.png)
これでエックスサーバーの契約は完了です。
![](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/01/kochi-02.png)
エックスサーバーのお試し期間は10日間です。この間に料金の支払いをして本契約をしましょう。
料金の支払いはエックスサーバーの記事を参照ください。
エックスサーバー契約の特典でドメインを取得しよう
エックスサーバーでは「ドメイン無料キャンペーン」を実施しています。
エックスサーバー契約の特典として、下記の2つの条件を満たすと、「.com」「.net」「.blog」といった、独自ドメインを、サーバー契約が続く限り無料で利用できるお得なキャンペーンです。
- 「12ヶ月」または「24ヶ月」以上の契約期間を選択した上での料金のお支払い
- 「自動更新設定」を有効にする
サーバー契約の時に、ドメイン無料キャンペーンが実施されていたらチャンス!
次のドメイン取得では、この特典を利用したドメインの取得方法を解説します。
2.ドメインを取得する
![ドメインの取得](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/wp-step-02.png)
ドメインは大きく分けると、自分一人で所有する「独自ドメイン」と、共有で所有する「共有ドメイン」があり、サイトを作る場合に取得するドメインは「独自ドメイン」なので、「独自ドメイン」とも呼びます。
ドメインは「ムームードメイン」や「お名前.com」などのドメイン取得会社で取得できます。
いざドメインを決定しようとなると「どんなドメインにしよう?」と迷われることもあるでしょう。
どんなドメインでも取得できるわけではありませんし、ドメインによって更新費用が大きく異なります。
また、すでに公開しているサイトのドメインを途中で変更することは、簡単には出来ませんし、大きなリスクです。
この他にも、ドメインを取得する際に注意しなければならないことはいくつもあります。
知っていて損はありませんので、ドメインの取得で失敗しないためにも、ぜひ次の記事を一読くださいね。
![ドメイン](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2023/11/domein-160x160.png)
エックスサーバーの特典ででドメインを取得する方法
ここではエックスサーバーを契約して特典のドメインを取得する方法について解説します。
ドメインは円高とともに値上がりし、年間でも約2,000円は必要になるので、毎年無料になるのはありがたいです。
エックスサーバーの「Xserverアカウント」にログインします。
左サイドメニュー「各種特典お申し込み」をクリックします。
![アカウント管理画面](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/xserver01_11.png)
「各種特典お申し込み」画面の「独自ドメイン永久無料特典」の「この特典を使用する」ボタンをクリックします。
![各種特典お申し込み画面](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/xserver01_12.png)
区分は「新規取得」で、ドメイン名の「お好きなドメイン名を入力」のところに希望のドメインを入力し、「検索する」ボタンをクリックします。
![ドメイン検索](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/xserver01_13.png)
入力したドメインの「トップレベルドメイン」が表示されます。「トップレベルドメイン」とは「◯◯◯.com」や「◯◯◯.net」の「.com」「.net」の部分を言います。
例として、希望ドメインを「magic-tools」で検索したときの検索結果です。「✕」が付いているドメイン名は既に取得されているので取得できません。「◯」が付いているドメイン名から選ぶことになります。
![染員検索結果画面](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/xserver01_14.png)
取得できるドメイン名を選び、「選択したドメインの取得申請をする」ボタンをクリックします。これで取得は完了です。
![ドメインを選択](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/xserver01_15.png)
エックスサーバーを契約している限り、今取得したドメインは無料で利用できます。
3.サーバーにドメインを設定する
![サーバーにドメイン設定](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/wp-step-03-1.png)
取得したドメインのサイトはどこのサーバーで公開するのか、「サーバー」と「ドメイン」の関連付けを行います。
エックスサーバーの特典でドメインを取得した場合は、すでにエックスサーバーとドメインが関連付けされているので、この作業は不要です。
→「4.サーバーにWordPressをインストールする」に進んでください。
4.サーバーにWordPressをインストールする
![WordPressのインストール](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/wp-step-04-1.png)
ドメインとレンタルサーバーが用意できたら、WordPressのソフトをインストールします。
エックスサーバーには「WordPress簡単インストール」という機能があり、最低限の必要事項だけ入力すれば、あとはサーバー側でインストールと設定をしてくれます。
![](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/01/kochi-03.png)
下記の画面を見ながら進めば、簡単にインストールできます。あと少しでサイト立ち上げ!
エックスサーバーの「サーバーパネル」にログインします。
「選択対象ドメイン」から該当のドメインを選択して「設定する」をクリックします。
![サーバーパネル](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/xserver01_16.png)
「WordPress」から「WordPress簡単インストール」をクリックします。
![WordPress簡単インストールへ](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/xserver01_17.png)
「WordPressインストール」タブをクリックします。
![WordPressインストールタブ](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/xserver01_18.png)
WordPressをインストールする際に必要な情報を入力します。
![WordPressインストール情報入力](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/xserver01_19.png)
サイトURL:ドメインが表示されます。ドメインの次の枠は何も入力しなくてもOK。使い方が分かる人だけ使いましょう。
① ブログ名:サイトのタイトルを入力します(日本語でOK)。後から変更できます。
② ユーザー名:WordPress管理画面にログインするためのID。半角の英数字と半角スペースと-_.@が入力可能(簡単過ぎないものに)
③ パスワード:WordPress管理画面にログインするためのパスワード。半角英数字と記号で7~16文字。(12文字以上で数字、アルファベットの大文字と小文字、記号を混ぜましょう。→参考:パスワードの作り方)
④ メールアドレス:普段受信できるメールアドレスを。メールアドレス宛にWordPressのバージョンアップなどのお知らせが届いたり、パスワード忘れのときに使います。
最初に設定されていたままでOKです。
![WordPressインストール情報入力](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/xserver01_20.png)
・キャッシュ自動削除:ONにする
・データベース:自動でデータベースを生成する
・テーマ:WordPressデフォルトテーマ
(※テーマにCocoon、Lightningを使いたい場合はそれを選んでください。)
すべて入力したら「確認画面へ進む」ボタンをクリックします。
入力した内容を確認し、「インストールする」ボタンをクリックします。
![WordPressインストール入力内容確認画面](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/xserver01_21.png)
「インストール先のフォルダに重要なファイルがないことをご確認ください。」というメッセージは無視してかまいません。
「WordPressのインストールが完了しました。」というメッセージが表示され、インストールは完了です。
ここに表示される情報は、①管理画面URL、②ユーザー名、③パスワードは、WordPressの管理画面にログインするための大事な情報です。メモ帳等にコピーペーストしておきましょう。
![WordPressインストール完了画面](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/xserver01_22-1.png)
私はパスワード管理は「ロボフォーム」アプリを10年以上利用してます。アプリを利用すれば記憶する必要が無いので、複雑なIDやパスワードに設定して安全に管理できます。
![パスワードが多すぎ](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/01/img-password-1-160x160.png)
WordPressの管理画面では使いませんが、WordPressがインストールされている「データベースの情報」なので、④、⑤、⑥もコピーペーストして保管しておいてください。通常は利用しませんが、トラブル時に使う場合があります。
![MySQL情報](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/xserver01_23.png)
WordPressの管理画面にIDとパスワードを入力して入ることを「ログイン」といいます。WordPressは管理画面にログインして使います。
先ほどWordPressをインストールした「管理画面URL」欄のURLがログインするためのURLになるのでクリックします。
![WordPressログイン情報](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/xserver01_28.png)
WordPressを使う時は毎回このURLから管理画面に入るので、管理画面URLはブックマークしておきましょう。
管理画面URLをクリックすると、WordPressのログイン画面が表示されます。インストールしたときに設定した②ユーザー名と③パスワードを入力して、「ログイン」ボタンをクリックします。
![WordPressログイン画面](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/xserver01_25.png)
WordPress管理画面にログインできました。ログインして最初に表示される画面はダッシュボードといいます。この画面を起点に、記事を書いたり、デザインを変更したりしていきます。
![WordPressダッシュボード](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/xserver01_26.png)
WordPressの作業が終わったら、管理画面から「ログアウト」して終了させましょう。WordPressに限らず「ログインしたらログアウトする」ことを習慣にしておくとセキュリティでの自己防衛になります。
画面右上の「こんにちは、◯◯さん」をクリックすると、「ログアウト」が表示されますのでクリックします。
![WordPressのログアウト](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/xserver01_29.png)
エックスサーバーも画面にログインしたままですので、管理画面から「ログアウト」しましょう。画面右上の「ログアウト」をクリックして終了します。
![エックスサーバー管理画面もログアウト](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/04/xserver01_27.png)
お疲れ様でした。これで、サイトの大枠が完成です。
![](https://wh-kochi.com/wp-content/uploads/2024/01/kochi-02.png)
サイト自体は出来たので、後は、WordPressの初期設定、サイトのデザインやページ作成など、あなたのサイトの中身を作っていきます。
次にWordPressを利用するときは、STEP.10でブックマークしたURLにアクセスし、IDとパスワードを入力して、WordPress管理画面にログインします。