プラグインって便利!とはいえ、入れすぎると良くないとは聞くけど、どのくらいなら大丈夫なんだろう。
WordPressをはじめたばかりのころ、こういう不安はよくあります。
プラグインは確かに便利です。でも、なんとなくたくさん入れてしまって、あとから管理できなくなるというのも、よくある話です。
この記事では、プラグインの基本から、インストールの手順、不要なプラグインの削除方法、そして何かおかしくなったときの対処まで、まとめて説明します。
ひとりで自分のホームページを管理していく上で、最初に知りたい内容を集めました。
WordPressプラグインは、足りない機能を追加するためのもの

WordPressには、最初から使える機能が一通り揃っています。でも、お問い合わせフォームを設置したい、バックアップを自動でとりたい、SNSと連携したいといった機能は、最初からは入っていません。
そこで使うのがプラグインです。
プラグインとは、WordPressに後から機能を追加するための小さなソフトウェアのようなもの。スマートフォンのアプリに近いイメージで考えると、わかりやすいかもしれません。
プログラムを自分で書く必要はありません。管理画面からインストールして、有効化するだけで使えます。
プラグインでできること
プラグインを使うと、たとえば次のようなことができます。
- お問い合わせフォームの設置
- サイトのバックアップ
- セキュリティの強化
- SEO対策の補助
- SNSとの連携
- 多言語化やアクセス解析の追加
WordPressの公式ディレクトリに登録されているだけで数万種類あり、多くが無料で使えます。
ひとり起業のホームページで最初に整えたいのは、お問い合わせフォームとバックアップです。
お問い合わせフォームは、仕事の相談や依頼を受ける入口になります。バックアップは、万が一トラブルが起きたときにホームページを戻すための保険になります。
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WordPressのバックアップを取る方法
この拡張性の高さが、WordPressの大きな魅力のひとつです。ただ、だからといって何でもプラグインで解決しようとすると、後で問題が起きやすくなります。その話は次のセクションで説明します。
プラグインを入れる前に知っておきたい5つの注意点
便利だからと、あれもこれもと入れたくなる気持ちはわかります。でも、プラグインには注意が必要な点がいくつかあります。
1. 必要最低限のプラグインにとどめる
プラグインが増えると、サーバーへの負荷が増えてサイトの表示速度が下がることがあります。ページ表示が遅いサイトは、訪問者が離れてしまいやすいです。

また、プラグインは定期的にアップデートされるのでその対応が必要です。数が多いほど、更新の管理が大変にもなります。
有料のWordPressテーマの中には、「SEO対策」や「キャッシュ機能」をはじめから搭載しているものがあります。そういうテーマを使えば、プラグインの数を少なく抑えやすいですね。
また、使っていないプラグインは、削除しておくと安心です。
この「安心」というのは、プラグインから意図せず脆弱性が発覚することもあります。不要なプラグインを入れておいたためにセキュリティリスクが高まることもあるので、不要なものは削除しておきましょう。
すずのりプラグインは便利ですが、ホームページをサクサク動かすためには「本当に必要なものだけ」に絞るのがコツです。
プラグインの数の目安としては、5~10くらいです。必要な機能によって違いますのであくまでも目安。
- プラグインをたくさんインストールすると、サイトの表示が遅くなるって本当ですか?
-
本当です。プラグインは、WordPressの機能を拡張する便利なツールですが、数が多いほどサーバーへの負荷が増え、サイトの表示速度が遅くなる可能性があります。
なぜサイトが重くなるのか?
①「サーバー」の仕事が増えすぎる
たくさんの機能が裏で同時に動くため、データを提供しているサーバーの負担が大きくなり、処理が追いつかなくなってしまいます。② データの整理に時間がかかる
データの出し入れや確認作業が増えるため、必要な情報を引き出すのに時間がかかってしまいます。③ サイトの荷物(データ)が重くなる
プラグインを入れるたびにファイルが増えるため、ページを開くために読み込むデータ量が重くなってしまいます。
2. 同じ機能のプラグインを複数入れない
似たような機能を持つプラグインを2つ以上入れると、互いに干渉して不具合が起きることがあります。


よくあるのが、SEO関連のプラグインを複数入れてしまうケースです。SEOに有利にしたいからといって、同じ目的のプラグインをいくつも入れても効果は上がりません。むしろ、場所取り合戦のようになって設定が競合し、意図しない動きになることがあります。
セキュリティ系やキャッシュ系も同様です。同じ機能を担うプラグインは、1つに絞りましょう。
3. テーマとプラグインの相性を確認する
WordPressのテーマとプラグインは、それぞれ別の開発者が作っています。、全ての組み合わせで正常に動作するとは限りません。


組み合わせによっては、レイアウトが崩れたり、特定の機能が動かなくなったり。
プラグインを導入する際には、必ずテーマの公式サイトやサポートフォーラムで事前に情報を収集し、問題なく動作することを確認しましょう。
例えば、SWELL公式サイトにはプラグインに関して次のようなページが用意されています。
4. 公式ディレクトリや評判を確認する
WordPressのプラグインは、誰でも開発・公開できます。中には品質が低いものや、セキュリティ上の問題があるもの、悪意のあるものも存在します。
WordPress.orgのプラグインディレクトリに掲載されているプラグインは、一定の審査を通っています。公式ディレクトリに登録されているプラグインを選ぶほうが安心です。
また、インターネットで評判を調べると、実際の使用者の声が参考になります。特に、自分と同じテーマや環境で使っている人のレビューは参考になります。


5. 最後の更新日を確認する
プラグインのインストール画面や詳細ページには、最終更新日が表示されます。
更新が2〜3年以上止まっているプラグインは、WordPressの新しいバージョンに対応していない可能性が大あり!セキュリティの問題が修正されないまま残っていることもあります。


最終更新が2年前で、使用中のWordPressバージョンでは未検証。このプラグインをインストールして正常稼働するのかどうか怪しいです。
「最終更新:〇年前」「使用中のWordPressバージョンでは未検証」という表示が出ていたら、別のプラグインを探しましょう。
当サイトで紹介するプラグインは現時点で問題なく動作していますが、将来的にプラグインやWordPressの更新により不具合が生じる可能性もあります。紹介されているからといって100%安全とは限りません。プラグインは自己責任での使用前提でお願いします。
プラグインの基本的なインストール方法
WP Multibyte Patchを例にインストールしてみる
ここでは、「WP Multibyte Patch」というプラグインを例に、インストールの流れを説明します。
WP Multibyte Patchは、WordPressで日本語を正しく扱うためのプラグインです。WordPressはもともと英語圏向けに開発されているため、日本語のようなマルチバイト文字(1文字に複数のバイトを使う文字)の扱いに課題があります。このプラグインを入れることで、文字化けや文字カウントのズレ、検索機能の不具合などを防ぎやすくなります。
WordPressもバージョンアップによって、日本語を扱えるようになってきていますが、まだ、日本語でWordPressを使う場合は、最初に入れておきたいプラグインのひとつです。
プラグインのインストールの手順は以下の通りです。
- 管理画面のプラグインで新規追加
- プラグインを検索
- 「今すぐインストール」
- 「有効化」する
- プラグインの設定をする(必要な場合)


WordPressの管理画面の左メニューから「プラグイン」→「新規プラグインを追加」を選びます。


画面右上のプラグインの検索窓に「WP Multibyte Patch」と入力します。このようにWordPressの管理画面で検索ができます。


検索結果に「WP Multibyte Patch」が表示されますので、「今すぐインストール」をクリック。


インストールが完了するとボタンが青く「有効化」になりますので、クリック。


これでインストールは完了です。
インストールされて有効になっているプラグインは背景が水色表示です。


画面右端に「自動更新を有効化」というリンクがあります。クリックしておくと、プラグインのアップデートがあった際に自動で更新されます。
手動で管理する手間が減るので、設定しておくと楽です。



プラグインのインストール自体は簡単ですね。
必要に応じて設定する
WP Multibyte Patchはインストールするだけで有効になり、特に設定する項目はありません。
ただし、ほとんどのプラグインはインストール後に設定が必要です。プラグインの一覧画面に「設定」というリンクが表示されることが多いので、有効化したあとは設定画面も確認するようにしましょう。
有料のプラグインなど、公式ディレクトリに登録されていないプラグインは管理画面の検索では見つかりません。
その場合は、プラグインの公式ページからファイルをPCにダウンロードして、「プラグインのアップロード」からインストールします。「新規プラグインを追加」の画面上部に「プラグインのアップロード」というボタンがあります。


WordPressに最初から入っている不要なプラグインを削除する
Akismet、Hello Dolly、TypeSquare Webfontsについて
エックスサーバーで、WordPressをインストールすると、最初から3つのプラグインが入っています。
- Akismet Anti-spam: Spam Protection
- Hello Dolly
- TypeSquare Webfonts for エックスサーバー(エックスサーバー利用者のみ)
Akismetはスパムコメント対策のプラグインです。商用利用には有料プランが必要なため、個人事業主やひとり起業の方が使う場合は費用が発生することがあります。コメント機能を使わないホームページであれば、削除してしまっても問題ありません。
Hello Dollyは、管理画面の右上にランダムなメッセージを表示する、WordPressの遊び心的な不思議なプラグインです。機能的な役割はほとんどないので、削除してかまいません。
TypeSquare Webfontsは、エックスサーバーが提供するWebフォントのプラグインです。「Webフォント」って何のこと?という人は、使う予定がなければ削除しましょう。
※ Akismetの利用条件や料金は変わることがあります。最新の情報はAkismet公式サイトでご確認ください。
不要なプラグインを一括削除する手順


プラグインの一覧画面から、削除する3つのプラグインの左にチェックを入れます。


「一括操作」の下向き矢印をクリックするとプルダウンメニューが表示されますので「削除」を選択します。


「適用」ボタンをクリック。


削除をしてよいか確認画面が表示されますので、「OK」ボタンをクリック。


削除完了です。
WordPressがおかしくなったら、まずプラグインを疑ってみる


WordPressを運営していると、次のような状態になることがあります。
- ホームページを開いたら画面が真っ白に
- ページの表示が極端に遅くなった
- エラーやワーニングメッセージが出るようになった
- スマートフォンからのレイアウトが崩れた
こういうことが起きると焦りますが、まっさきに確認するのはプラグインです。
特に、WordPressや使用中のテーマのバージョンが上がったとき、古いプラグインが新しいバージョンに対応していないと、不具合が起きやすくなります。
プラグインが原因か確認する流れ
WordPress管理画面から、全てのプラグインを一括で無効化します。
サイトの動作を確認し、問題が解消された場合は、プラグインが原因である可能性が高いです。
無効化したプラグインを1つずつ有効化するたびに、サイトの動作を確認します。問題が再現したプラグインが原因です。
この作業は少し時間がかかりますが、原因を特定するためには確実な方法です。
原因になったプラグインに更新がある場合は、最新版に更新してみましょう。更新によって問題が解決することがあります。
※逆の場合もあります。最新版に更新したから不具合が出た!ネットで検索してみると同じ状況の人がいるかもしれません。こういう場合は、エラー対応バージョンがすぐにリリースされるはずですので、少し待ってみましょう。
更新しても問題が解消しない場合、そのプラグインは今のWordPressやテーマのバージョンと相性が悪い可能性があります。
削除して、同じような機能を持つ別のプラグインを探してみましょう。
プラグイン選びで迷う場合は、使っているテーマの公式サイトや、WordPressの関連記事を参考にしてみると判断しやすくなります。
プラグインもWordPressのバージョンアップに対応したり、改善のために頻繁にアップデートがあります。
これらのアップデート対応についてはホームページ運営者として知っておくと、ホームページの運営が楽になります。詳しくは次の記事に図解しましたのでぜひ参照ください。


まとめ:プラグインは便利だけど、入れすぎず管理できる範囲で使う
プラグインは、WordPressに足りない機能を追加してくれる便利な仕組みです。WordPressが自由度が高く人気な理由はこのプラグインです。
ただし、便利だからといって、たくさん入れればよいわけではありません。
まずは、セキュリティ、バックアップ、お問い合わせフォーム、SEO、サイトマップなど、自分のホームページに必要なものから整えていきましょう。
WordPressの準備ができたら、次に考えたいのは「ホームページに何を書くか」です。
ひとり起業のホームページに必要なページは、こちらの記事で整理しています。
関連記事:独立したらホームページに何を書けばいい?ひとり起業に必要な8ページを解説
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